最終選考を終えて・・・


先日、最終面接が終わりました。

一次選考から誰一人キャンセルすることなく、最後まで参加してくださったこと、本当に有難く思います。



最終選考では、お一人10分ずつお話をさせていただきました。私がお話をするというよりも、みなさんが話したいこと、聞きたいことをお話しいただき、「その方がどんな人で、何を大切にしているのか」という面を見させていただいていました。

中には、私のブログやインスタグラムをさかのぼり、「全部読みました!」と言ってくださった方も何人かいらっしゃり、恐縮しながらも、熱意が伝わってきました。

10分という短い時間でその方を判断することなどできるはずがなく、採用というのは本当に難しいと感じています。

できれば全員採用!と言いたいところですが、残念ながら、今はそのレベルに達していません。。。

数年後にはもっと多くの人に来ていただけるよう、今回ご縁があった方と共に頑張りたいと思います。



今回、LARICAの求人に応募してくださった方は、社会人経験も数年、悩み事が増える20代〜30代の方々でした。

20代後半にも差し掛かると、バリバリ働いてキャリアを積んでいる人もいれば、結婚して子を持ち、専業主婦となる人、仕事と子育てを両立している人もいます。

バリバリ働いている人と比べると、キャリアが劣っていて、専業主婦の人と比べると結婚や出産を焦ってしまう…という方も少なくないはず。

仕事・結婚・出産・キャリア・・・どれも大切にしたいけど、何かを諦めなくてはいけないんじゃないか。と、悩んでしまうこともあるがもしれません。

生きている以上、どこまでいっても隣の芝生は青く見えます。

そんな中、大事にしなくてはいけないのは、周りの人生に左右されてはいけないということだと私は思っています。

今は、人生100年時代。20代・30代なんて、人生まだまだ始まったばかり!(笑)

様々な選択肢がある今だからこそ、自分の中で大事にしたいことを明確にすることが大事だと考えています。



女性のライフイベントは、本当に毎年のように予測できないことが起こります。

結婚したと思ったら不妊治療をしたり、子が生まれたと思ったら育児に保活、転勤があったり、親の介護が入ってきたり、こればっかりはいつ何が起こるか分かりません。

子育てだって、子供の成長によって生活スタイルが変わるのも当然。
そうした変化が起きたときに、そのきっかけから自分を見つめ直し、何か変えようと挑戦・努力をすることではないでしょうか。
そういう人が報われる世の中であってほしい。


面接では、これまでやってきたことや、できること、生かしたいことについてお話いただけることが多いのですが、正直、学歴や経歴、これまでどんなことをやってきたかということは、限られた面接の時間では、あまり興味がなかったります。(すみません^^;)

もちろん、面接という場でなければ、その方がどんな人生を歩んできたか興味があるので伺いたいという気持ちはありますが、一緒に働いてくださる仲間を見つけるというときに、私は学歴や経歴は関係ないという考えです。(私は人事の経験は一切ないので、これは私個人の感覚です。)

なので、「いま何ができるのか」ということ以上に、「ご自身がどうなりたいのか」「どうありたいか」「どういう人生を送りたいか」、ということをもっと聞けたら嬉しかったです。その上で、お互いの考え方にマッチしているなら、是非そんな方と一緒に働きたい。

会社のビジョンや考え方に合わせた志望理由を伝えるのではなく、いかにその会社がご自身の将来の目標や価値観に合っているのか、その環境でなら本当に自己実現に近づいていけるのか。この本質的な問いに向き合って活動するのが良いのではないかと思いました。



そして、当然、入社することがゴールではありません。

超大企業でさえ経営難なこの時代、この会社に入ったからいい人生が送れる、ということではありません。

やりたい仕事につけたから、あとは平和で幸せな日々が続くなんて思ったら大間違い。それはどんな仕事でも一緒で、入ったら入ったでいろんなことが起こります。

何かをひとつ得て喜んだら、それに匹敵する大変さや壁にぶち当る時が必ずきます。



私は常々思っているのですが、人の人生のゴールは「死」なんですよ。(急に重い... ^^;)

人は皆、必ず死にます。普段、生きていることが当たり前過ぎて忘れてしまうけど、これだけはどんなに時代が変化しても揺るがない事実。

毎日を必死に生き抜いている私たちも、人生のゴールは「死」という一択です。

そう考えるとですよ、私たちに残された選択肢は、そのゴールに向かう道すがらでどれだけ自身の人生を全うできるかなんじゃないかなって。自分が思う納得できる人生を体現できるか。

だから、自分の時間を、価値のある素晴らしいと感じることに使うべきだと思っています。



人生には、「正解」「不正解」はないので、「自分自身が納得できているか」が重要です。

私は、やりたいことをやるために、長い時間がかかったし、遠回りをしてきました。

たくさん悩んだし、必ずしも努力が結果につながるわけじゃないこともたくさん経験しました。それでも、その時間は無駄ではなかったと思います。

私が唯一誇れることがあるとすれば、諦めずに続けてきたことかなと。続けられた幸運もありますが、続けてきたからこそチャンスに出会えたし、素敵な方々にも出会えて、今のLARICAがあります。



多くの人は、変化を怖がり、変わらない方が楽だと考えます。

新しい選択をしたら、どうなるかわからないし、未経験のことだから不安。未来の見通しがつかなければ、不安も今の何倍にも増えるかもしれない。

現状、いろいろな不満があったとしても、『このままの私』でいることのほうが楽であり、安心だと感じでしまうのです。

けれども、面接で出会ったみなさんは、自ら変化を選び、行動していました。それはとてもすごいことです。

現状に変化を起こし、行動し続ける人にこそ、ビッグチャンスはやってくるのだと思います⭐︎


自分とゆっくり向き合う時間もとっても大切なので、一人旅もおすすめです。

沖縄にもぜひ!(*´艸`)

LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

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