プレゼントってもらったら嬉しいものですよね。
これもらっても困る・・・という経験は、私はあまり記憶にありません。
去年のクリスマス、あるツイートが炎上したのをご存じでしょか。
炎上したのは、恋人から4℃のアクセサリーをプレゼントでもらった30代女性が、Twitterでツイートした内容。
その内容がこちら↓
何に驚いたかって、LARICAの箱とリボンがめっちゃ似ていたことにビックリしました!(゚д゚)
箱がピンクに見えるし、白いリボンまで似てるー!
業界の人間として、他ブランドとはいえ、このように評価をされていると知ることは気持ちがいいものではありません。
LARICAがこんな風に思られるもの嫌だけど、LARICAのアクセサリーをプレゼントした方が、裏でこんなふうに言われていたらいたたまれません。。。
アクセサリーやジュエリーがブランドで評価されていること自体、納得がいかないけど、多くの人はブランドで選んでしまうのだということも改めて感じました。
このブランドで買えば間違いないみたいな信頼感は、やはりメゾンブランドの強みですよね。
ティファニーやカルティエのジュエリーだったら、どんなデザインでも喜んだのかもしれません。
今回は4℃のカジュアルラインのアクセサリーでしたが、4℃は多くに人に認知されている大手ジュエリーブランドです。だからこそ、共感する人や批判する人がいて炎上しました。
もし、プレゼントをした方が、LARICAのアクセサリーをプレゼントしていたら、この女性は多分、「聞いたこともないアクセサリーショップのプレゼントをもらっても・・・」とツイートされたんじゃないかと思います。(^^;)
ですが、LARICAは多くの人に認知されていないので、ここまで炎上することはなかったはずです。
あなたは、この女性に共感しますか?
私も30代ですので、恋人に同じものをプレゼントされたら・・・と想像してみましたが、共感はできませんでした。オルゴールが鳴るケースとか、昔クリスマスプレゼントでサンタさんにもらったので、なつかしい!と思って喜んでしまうと思います。(笑)
どんなブランドだって、例え値段が安くたって、結局はその裏側にどんな想いがあるかでそのものの重みが変わってくると思うのです。
確かに好みはあるでしょう。だけど、本当に大切な人からもらうジュエリーほど嬉しいものはないと思うのです。だから、本当に好きではない相手だったのかな、とか想像してみたり。
特に男性がアクセサリーショップの門を叩くというのは、結構ハードルが高いはずで、寒い日にアクセサリーのショーケースを見ながら額に汗をかいているような男性は結構見る光景ですよね。
店員さんから説明を聞いてもよくわからないなと思いながらも、気に入ってもらえるかどうかとか、これ似合うかなとか、その間はずっと相手を思い浮かべて一つを選び取る。
その過程がもう素敵な贈り物じゃないですか!と私は思うのです。
先日の銀座三越のPOP UP STOREでも、男性がプレゼントでバロックパールを選んでくださっている姿を見ました。ちょっと恥ずかしそうに、小さなショップ袋をぶら下げて帰る後ろ姿もなんだか愛おしかったです。^^
喜んでくれたかな?と気になっています。
そもそも、プレゼントの価値ってなんでしょう。
私は、プレゼントその物が価値なのではなく、プレゼントを選ぶ様々な行為が価値だと思っています。
それは、何をあげたら喜んでくれるかな?と考える時間もそうだし、選ぶ時間もそうだし。買いに行く時間もそうだし、手作りだったらその時間もそうです。
先日、友人からいただいたサボンのバスソルトとボディースクラブは、「疲れている体をお風呂で癒してね!」という言葉と共にいただいて、とても嬉しかったです。
体を気遣ってくれて、癒されるアイテムを選んでくれた、その想いと行為が嬉しくて有難かったです。^^
プレゼントにどれだけお金をかけたかではいし、プレゼントを物と捉えるか、その人の想いを捉えるかは、その人の価値観や人間性が現れますね。
そして、この二人がどうなったかは、なんだか想像がついてしまいます。(^^;)
失敗したくないなら、一緒に買いに行くのが一番なんだろうけど、それでも不意にもらうプレゼントの方が絶対嬉しいから、難しいですね。
私は、この事案を見て、LARICA のアクセサリーをもらったすべての人が、喜んでくれるようなブランドに育てていきたいと思いました。
そして、身に着ける度にテンションが上がるような、そんなアクセサリーを作っていきたいです。
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