場が人を成長させる


当たり前だった普通の生活が突然制限され、物事の本質的な価値について、前よりも考えるようになりました。



人生って本当に不思議です。。。

その中でも出会う人で、人生が大きく変わることもあります。

人生にはたくさんの岐路があり、それは次の瞬間かもしれません。
あと数秒ずれていたら…ということがあるように、無意識か意識してかわからないけど、自分が何か判断・選択した結果、予想外の展開になることだってあります。



私の人生も本当に予想外過ぎるので、10年前の私に見せたい。(笑) そしたら、経営学も英語もフランス語も、もっと必死に勉強してた。(^^;)

私がこれまで積み上げてきたものや努力というのは、たかが知れています。

今の私があるのは、いい出会いを引き寄せたご縁や運につきます。

何かが違っていたら、あのとき他の選択をしていたら、今の私はありません。



私の場合、大学を卒業して就職した会社で2年を迎えようとしていた頃、会社が買収されて買収先の会社に異動することになりました。それがまず最初の岐路でした。

新卒で働いていた会社の社長に気に入られていたので、社長の元で引き続き働くか、買収先に転籍するか、どちらも選択せずに新たな道に進むか、という3つの選択肢を投げられました。悩みましたが、生意気にも条件付きで、買収先に転籍することにしました。



経営企画室の一員になった私は、社長の元でいろいろな経験をさせていただき、毎日がとても刺激的でした。

普通の会社員、しかも24、5の若僧には絶対にできないような経験をたくさんさせていただき、国内や海外など様々な場所に行く機会を与えていただきました。



尊敬する人の言葉を浴びてると、その人の当たり前の感覚がうつるので、モノの見方や考え方が変わり、意識が高まります。

その方が何十年と経験してきた事や知識を伝授していただけるのだから、こんなに有難いことはありません。その分ショートカットできるのですから。

なので、何かにおいて成長したい時は、高いレベルの場に身を投じるということが大事なのかもしれません。職場でも、人付き合いでも。

最初は、当然辛いです。うわ〜、場違いなとこに来た…って思うこともあるかもしれません。でも、分からないからこそ一生懸命話を聞いて、自分なりに理解しようとしたり、吸収しようと頑張れたから、変化することができたのだと思います。

そして、だんだん努力している感覚ではなく、それが当たり前という感覚になっていきます。なので、成長の一番の近道なのではと思います。


あとは、出鼻を挫かれるような失敗をたくさん経験したり、叱られたり、ピンチを経験すると、火事場の底力がでて急成長しますが、これはリスキーなのでおすすめはしません。^^;


今の自分の立ち位置も、たまに重く感じてしまったり、自分の無力さを改めて思い知ることばかりだけれど、でも、無力だというところをスタート地点として、行動することができる。と自分に言い聞かせています。
この「場」が自分自身を成長させてくれると信じて、一歩一歩進んでいきたいと思います!
一昨年の12月、朝のお散歩でエッフェル塔の前で自撮りしたときの写真。
この頃は、世界中が普通の日常を送っていたんですよね…。
プライベートでも、仕事でも、早く海外に行きたい!

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