宣言通り、今年は私の独り言をどんどんアウトプットしてきたいと思います。
今回は、起業してよかったことについて書いてみます。
法人化して1年が経ちました
2020年の一番印象に残っている出来事といえば、間違いなく会社を作ったことだと思います。
創業したのは、かれこれ7年前になりますが、まさか自分が会社を作り、社長になる未来がくるとは、だれが想像できたでしょう。(笑) 私の場合、前々から「起業したい!」と強く思って独立した人とは違い、勢いと流れで起業したので、自分はそんな器ではないと思い悩むこともありましたが、「為せば成る」というのは本当にその通りで、踏み出してしまったからには後戻りはできないという覚悟で、試行錯誤と学びの毎日です。
大変か大変じゃないかと聞かれたら、間違いなく大変と答えるけれど、良くも悪くも会社員時代にはできなかった経験を積むことができるので、とても刺激的です。
見える世界が変わりました!
起業してよかったこと
私が起業してよかったと感じるのは、「個人と会社を切り離すことができる」という部分が一番かもしれません。
個人事業主の時代は、自分の資産=仕事の報酬でした。
常に自分が評価され、それに対して報酬をいただいていた感覚がすごくあったので、仕事が私のすべてという感覚でしたし、四六時中仕事のことを考えていました。
実はそれ自体は今も変わってはいないのですが、私は自分の会社から給与をもらっているので、個人と会社を切り離して考えられるようになったのは、私にとってすごく大きな変化でした。
会社の資産と私個人の資産は違うので、割り切ることができるのです。
「人生でこんな大金使ったことない・・・」というような支払いも、だからこそ踏み切れたり。
それでも、仕事の成果は自分次第。
良いときは会社員時代とは比べものにならないくらいの達成感と、成果に伴う報酬を得られるし、それを貯蓄に回すか、次のサービスの投資に使うか、どう使うかも全て自分で決めることができます。
一方で、当たり前ですが、税金・社会保険料・厚生年金がダイレクトにかかってくるので、「こんなに売上をあげても、この3つを払うと残るのはこれだけなんだ!」という衝撃もありました。
法人化を経て、自分やLARICAが持っている力や、これまでの経験を活かしつつも、その道の専門家の方や、苦手な部分、多方面で自分以外の力をお借りしています。
そうして会社に資産を貯めていき、それを評価してもらい報酬をいただく、という感覚に変化しています。
会社は、いつか売却する可能性もゼロではないし、代表交代があるかもしれないし、事業がうまくいかないと判断すれば、倒産という選択を取るしかないこともあるでしょう。
仮に業績を安定させることができて、この先何十年も続いたとしても、私はいつか死んでしまいます。それが1年後なのか、10年後なのか、50年後なのかわかりません。(84歳まで現役で働きたくもない。笑)病気になって働けなくなるかもしないし、どうなるかわからないのが人生。
でもいつか、LARICAが自分のものじゃなくなるときがきます。
そんなときも、私=会社ではないと思っています。
きっと、その頃には、今とはまったく違うカタチになっているでしょう。それもまた楽しみだったりします。
今後の課題と目標
順調に売上が伸びてきて、手応えはありますが、去年はがむしゃら過ぎて、息継ぎをしないで泳いでいる感覚でした。(^^;)
前からくる波を超えたと思ったら、次の波がくるみたいな。
だけど、仕事というのは終わりなどありません。
仕事量を減らすための努力をしていますが、会社の体制を作らないと既存のスキルを切り売りするだけの日々になってしまうことに危機感を感じています。
本来、私がやるべき仕事は、インプットをしながらアウトプットをし続けることだと考えています。
そのために、時間を作り、新しいことにチャレンジし、アウトプットすることが大切です。
アウトプットとは、アクセサリーのデザインをしてカタチにすること。他にも、このブログで文章を書くこともそうです。
常に全体を見る視点を持ちながら、目的を達成するための手段を考える必要があります。
例えば、「時間がない」というのなら、1日どのくらいの時間が必要で、その時間を生み出すためにはどうすればよいかを考えます。
自分がやっている仕事で、負担になっている部分、人に任せられることはどんどん人に任せる体制を作るというのが今です。
私は私にしかできない仕事をする。
そのための時間と労力を使うことが今年の目標です。
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