生きていれば自分が「苦手だなあ」と思うことが、本当にたくさん、たくさんあります。
例えばそれは、ある人にとってはコミュニケーションだったり、またある人にとっては書くことだったり、ある人にとっては朝早く起きることだったり。
自分が苦手なことについては、とてもマイナスに捉えがち。そして、できない自分に対して落ち込んだり、周囲と比べてしまったりします。
「できない」「苦手」という言葉は、どうしてもマイナスなイメージしか抱くことができず、苦手意識はどんどん大きくなっていくことも。
でも最近、それは少し違うのかもしれないと思い始めました。
世の中は「できる」ことばかりに目を向けがちだけれど、きっと、「できる」ことも「できない」ことも能力であり、その能力に良し悪しはないんじゃないか、と最近思うようになりました。
人には「できる」方向性の能力と「できない」方向性の能力がただただ存在するだけではないでしょうか。
例えば、目が見えない人の聴覚の発達はすごいというし、勉強ができても運動は苦手という人なんてごまんといます。
そもそも何が「マイナス」なのか?
そして、マイナスが悪いことだなんて、誰が決めたんだろう、と考えています。
自分が苦手なことに対して、「どうやったら苦手意識がなくなるか」と、試行錯誤することは大切なことだし、素晴らしいことだと思います。
世の中にある便利なグッズやシステムは、多くの人が苦労することを簡略化したものが多いですよね。大変だなー、やだなー、ということをどうしたら大変じゃなくなるか?どうしたら便利になるか?と考えて行動してくれた人には頭が上がりません。
が、しかし、個人が抱える苦手意識はそんなスケールが大きいものではなく、他人からしたら些細なことだったりするわけで…。
体調が悪くなるほど苦痛なことがあるなら、私は無理してやる必要はないと思うのです。
自分が苦手なことが得意な人はいるし、得意じゃなくとも卒なくこなせる人は絶対います。
というわけで、私が落ち着いた結論は・・・
そもそも何かができないとか、苦手だとかはマイナスではなくて、何もかもできる人なんていないから、目指さない方がいいし普通に無理!(^^;)
ひとりでできることなんて限られているのだから、できないことは早めに諦めて、できる人と組んだり、できることを伸ばした方がいい!と思ったのでした。
マイナスはゼロに。いや、プラスに変えていくのです!
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