淡水真珠の魅力

淡水真珠(淡水パール)は、

チープなイメージを持たれている方が

多いかもしれません。

アクセサリーのハンドメイド作家の方には

お馴染みのパーツですよね。

貴和製作所やパーツクラブなんかでも

様々な形の淡水真珠が並んでいます。



少し前までは、宝飾業界の中で、

淡水真珠はカジュアルラインにしか

使われていませんした。

しかし、ここ10年ほどで

養殖の技術の進歩とともに

高品質な淡水真珠が生まれるようになり、

大手ジュエリーブランドでも

淡水真珠を使用した

ジュエリーが販売されています。

それは、日本を代表する

あこや真珠に匹敵するほど。



日本国内で流通している「真珠」といえば

ほぼ全てがあこや真珠ですね。

あこや真珠は海で採れ、

淡水真珠は湖で採れます。

(過去に書いたこちらの記事でも淡水真珠についてご紹介しています。)



日本は世界で初めてあこや真珠の養殖に成功し、

あこや真珠の世界的産地として知られています。 

そのため、淡水真珠は国内で流通することなく

認知度も低いままとなっています。

 


写真は淡水真珠のバロックパール。

すべて天然のお色です。

淡水真珠はホワイトの他に

オレンジやピンク、紫など

多彩な天然の色が生まれるもの特徴のひとつです。

この曖昧な色がとても魅力的ですよね。

当店で扱っている淡水真珠は

染色などしておりません。



今後、着色している真珠を
販売する可能性もありますが、
着色しているものを販売するときは

ちゃんと明記するようにしますね。



あこや真珠は確かに素晴らしく美しいです。

でも、ネックレスは最低でも十数万円しますから、

なかなか手が出せないですし、

手に入れたとしても日常使いとしては

使いにくい真珠だと思います。

私は持っていませんが、

もし持っていたとしても

もったいなくて使えないんじゃないかと。

それこそ、冠婚葬祭の時にしか

使わないと思います。^^;



淡水真珠といってもピンキリで、

貴和製作所などで販売されている

淡水真珠は、正直、

品質がいいとは言えません。

ですが、あこや真珠にも匹敵する

高品質の淡水真珠もあるということ。

しかも、価格もお手頃価格で

手に入れられるという魅力。

そして、海の真珠にはない

淡水真珠ならではの

天然のカラー真珠があるということを

知っていただけたら嬉しいです。



LARICAでは、まん丸の淡水真珠の

販売はしていませんが、

高品質のバロックパールのみ

販売しています。

自信を持ってお届けできる淡水真珠です。


Pearl | LARICA

アクセサリーから毎日のコーディネートを広げて、ファッションをもっと自由に。もっと自分らしさを。宝石のように、あなたらしく、きらめいて。Brand Logo人生には転機があります。そこには出会いがつきものです。人であったり、景色であったり、経験であったり、出会ったものの存在で、人生は大きく変わります。私が出会ったのは、Larimar(ラリマー)という石でした。深く悩んだとき、答えを探すように出かける一人旅は、なぜかいつも沖縄です。あおい空とあおい海、そして白い砂浜、ひとり、その景色の中に身をゆだねて過ごす時間は、自分の悩みを小さなものに感じさせ、こころは少しずつ未来と向き合いはじめます。Larimarはそんな景色を閉じこめたかのような石で、新しい一歩を踏み出す力を与えてくれます。アクセサリーをつくる道を選んだ私にとって、Larimarはきっかけであり、支えです。いつも私に力を与えてくれる存在です。そのLarimarの頭文字からとった「L」を、一つのアクセサリーのデザインに落とし込んで、LARICAのロゴのモチーフにしています。このアクセサリーのデザインは、Larimarをあらわす「L」と、螺旋状の円とで成り立っています。この円は、私の仕事に対する姿勢と願いを表しています。LARICAを運営する私の毎日は、みなさんが想像するような刺激的なものではありません。格好良さもなければ、優雅なものでもなく、そこにあるのは、単調さであり、不安です。新しいデザインを生み出し続けることができるのか、自分の作ったものがみなさんに受け入れられるのか、そんな不安におしつぶされてしまいそうな毎日です。新しいアクセサリーをつくっては、それを写真に収め、お披露目します。いただいたご注文に一喜一憂して、心を込めて送り出します。去年も、今年も、来年も、ずっとその連続です。その連続の中で、ふと自分を見つめたとき、私は頑張ることができているのか、成長することができているのかと、自問自答がはじまります。不安に駆られるときの自分は、同じところをぐるぐると回っているかのようです。これまでも、これからも、ずっと同じところを回り続けます。でも、そこに成長があると信じていたい。少し前の自分とは何かが変わっていて、新しい自分になっているのだと思いたいのです。大切な軸をぶらすことなく、黙々と仕事にむきあい動き続けることが

Pearl | LARICA

LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

0コメント

  • 1000 / 1000