当たり前のことを当たり前にやることの大切さ


アクセサリーショップを立ち上げて、

自分の知らない事、

できない事がたくさんあることに気付きました。

会社員時代は、同じ領域のスキル経験を

少しずつ積んでいけばよかったのですが、

個人で仕事を始めるとなると、

あれもこれも自分でやらなくてはいけません。



会社員時代は、お給与が振り込まれ、

交通費が支給され、

家賃補助が出たり、

社会保険や厚生年金、市民税の手続きも

すべて会社がやってくれていました。

それが当たり前のような感覚になっていたけれど

当たり前じゃなかったのです。

当たり前に持っていた保険証すら

発行するのに手間がかかるし、

厚生年金や市民税も

すべて自分で支払わなければいけません。



今やネットショップは乱立しています。

Yahoo!ショッピングだけで40万店くらいは出店しているし、

楽天も約4万店の出店があります。

よほどの工夫を凝らさないと

その中に埋もれてしまうことは間違いありません。

例えるならば、脱サラしてカフェを開店したとして、

競合が44万店あれば、

よほどの「何か」がないと

消費者からは選ばれないということ。



無名のカフェがオープンして、

そこに来てくれる客がどれほど存在するか。

すでに常連になっているお店に行くだろうし、

常連になっているお店がなければ

スターバックスなどの有名店に行くでしょう。 

無名のカフェが選ばれる理由は何一つありません。 

無名の企業が

新規にウェブサイトを開設するということは、

そういうことなのです。



企業やブランドがウェブサイトを開設する理由は、

物やサービスを知ってもらい、売りたい、

ということであるが、

そのためには、  


1. ファンを増やす必要がある

2. 定期的にサイトを見に来てもらえる内容をアップし続ける


ことが必須になります。

そのためには、単に商品(サービス)

だけを並べているだけでは、

よほどの超有名ブランドでもない限り不可能であり、

そのために各社はブログを更新し、

動画やコーディネイト画像をアップしています。

それが、コンテンツの強化と呼ばれるものです。



私自身、ブランドを名乗っているからには、

商品デザインについて、素材について、

工夫した点や生産背景など、

それらをきちんと書く必要があると考えています。

そして、できれば毎日、何らかの形で

情報発信をしなくれはいけません。

でも、全然足りていないのが現状です。



最近は、簡単にネットショップを

作ることができるがゆえ、

それっぽい写真だけ並べて、

商品説明すらほとんどないショップが溢れています。 

この辺りの「コンテンツ」がないショップが多く、

しっかり作り込んでいるショップは

極めて少ないと感じています。



だからこそ、私は当たり前のことを当たり前にやる

ショップでありたいのです。

これからも当たり前のことを当たり前にやれる

そんなショップを目指していきたいと思います。 


LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

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