人生においての仕事


働きたいと入社した人が、もう働きたくないと辞めていく。


どこの会社でも起こりうることで、LARICAも去年初めてそれを経験したし、最近、周りの会社でもそんな話を耳にします。


労働時間という概念がないのは多分経営者だけで、
無理のない労働時間
無理のない仕事内容
それなりの給料と休み
を多くの人が求めています。


そんな仕事は果たしておもしろい仕事と呼べるのだろうか?

と、疑問に思ってしまうんだけど、スタッフに強要はできません。

会社には就業規則もあるしね。

今はブラック企業とかパワハラとかいう概念も出てきて、ある意味、経営者はがんじがらめ。^^;


会社という組織は、構造上、経営側と雇われ側の二極にならざるを得なくて、経営者は言いたいことが必ずあるんだけど、経営者が言うということは、ある意味絶対的な権力を持ってしまうんですよね。

でも、私は権力なんていらないと思ってます。


働きたいと言って入ってきた人が、働きたい!と思ったまま働ける場所を作るのが、経営者の役目だなと感じてます。しかし、最初はやる気満々だった人も、慣れると惰性が出てしまったり、楽な方、楽な方へと進んでしまうことが多いです。そして、小さな不満が積み重なり、辞めるときになって、あれがいやだった、これがいやだったと嫌なことが次々と出てくるもの。

その時に言ってくれればいくらでも解決策はあったのに・・・と思うけれど、時すでに遅し。


できるかわからないし、きっとこれからも辞めていく人がいると思うけど、働いてくれる人にとっての本当の意味での利益は、給料や休暇ではないと思っています。もちろん、これらは従業員の権利ではあるけれど、お金や休みのために働くって、とてももったないと思うのです。

お金や休みのために働くということは、そもそも、仕事が労働で、大変なことで、それを我慢して働く代わりに、お金と休みをもらえるみたいな感覚ですよね。

今の時代、結婚しても出産しても、仕事を続ける女性が多いと思いますが、大学を卒業してから人生の半分以上は、仕事をする時間に使います。人生のほとんどが仕事の時間です。1日でいうと、寝ている時間を除いて、1日のほとんどが仕事をする時間です。

朝出勤して、仕事が終わって帰ってきて、自由な時間は寝るまでの数時間しかないですよね。

そう考えると、仕事は人生において、とても重要なものだと思います。


選択肢が山ほどあるこの時代、自分の時間(人生)を何に使うか、どう使うか、ということが重要ではないでしょうか。

どうせやるなら、自分のために働く方が有意義だし、何より楽しい。仕事が楽しければ、人生はもっと楽しくなるはず。


給与や休暇では測れない、LARICAで働く意味や価値を感じてもらえるように、私は裏方でできることをやりたいと思います。

LARICAに入社してよかった!LARICAの仕事ができて誇りに思うとか、幸せ!と思ってくれるスタッフがひとりでも増えるように。

LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

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