世界が広がる瞬間

大変です!もう12月!

ドタバタしていて、久々の投稿になってしまいました。

10月から本格的に甲府オフィスが稼働し始め、

週一回、1〜3日ほど甲府で過ごす生活を送っています。



先日は、山梨県で開催された展示会に行ってきました。

展示会には、日本全国や海外から、宝飾業者や関係者が集まります。

全部見て回るのは無理で、展示会に行くとすごく疲れるので、すぐに休憩しがち私ですが、(笑)

できるだけ足を運ぶようにしています。

実際、展示会に出展している業者のほとんどが、LARICAでは扱わない、桁が違う宝石を扱っているので、お取引をするということはこれまでほとんどありません。

でも、普段見られない同業他社の宝石やデザインを実際に見たり、触れることができるし、お話しを聞くこともできる機会はとても貴重なので、刺激をいただきに行っています。



同業他社は、「敵」ではなく「仲間」。

むしろ、リスペクトしかありません。

この前は、山梨の銀行の方のご紹介で、いくつかのジュエリー業者をご紹介いただき、

工房の見学までさせていただきました。

超有名ブランドのジュエリーを制作している会社には、見たこともない機械や、

とてもじゃないけど買えないすごい機械がいくつもあり、わくわくの連続でした。

すごすぎて、自分たちの未熟さを思い知ったけれど、逆に希望も見えました。



やはり、「餅は餅屋」なんです。

どんなことも、それぞれの専門家に任せることが良いという例えですが、

その道で何十年も歴史がある業者には、経験と技術力が蓄積されています。

職人の中の職人という感じの方々が、ひとつひとつ手作業で作り出す技術力と、最新のテクノロジーの融合させてできるジュエリーは、本当に繊細で美しいのですよ。

LARICAの技術力の底上げもしつつ、自分たちの軸を持ち、自分たちにできないことはできる人にお願いする方針でやっています。
軸があるからこそ、そこから少し範囲を広げていくと、安心しながら世界が広がっていくと思うのです。
自分の好きや得意なことを大切にしながら、出会いを楽しんでいくと、人生の幅が広がっていくのだと感じました。


私はこれまでの人生で、世界が広がる瞬間を何度も経験してきました。
会社を作ったことも、世界が広がった瞬間でした。
人やモノとの出会いで、見える世界が変わることがあります。

LARICAのアクセサリーも、誰かにとってそんな存在になれたら嬉しく思います。

LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

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