昨日、8月14日にLARICAはブランド設立8周年を迎えました!
8周年という節目に、改めてこの一年を振り返り、等身大の心地を書いてみたいと思います。
この一年間を漢字で表すと、「難」です。
次から次へと難題が目の前に立ちはだかり、一つの問題に向かっている最中に次の問題が発生・・・というような感じでした。
私にとっても、LARICAにとっても、この一年は難しい一年だったように思います。
本当に禿げるほど悩みました。^^;
コロナウィルスの影響と思われるかもしれませんが、幸いコロナの影響はほとんどありません。
生産者のところになかなか行けなかったり、地方のPOP UPがいくつか中止になったことはありましたが。。。
私は、個人事業主として、ある程度事業を育てることができたため、法人化したのが2019年12月のこと。
日々、「成長」を実感する中で、一人で事業をやり続けることの大変さや孤独も同時に味わってきました。
大海原に一隻の小さなボートを出して、必死に両手で漕ぎ続けるような日々。地図はない。
朝から晩までずっと目の前の仕事に必死に向き合って一日が終わる。それ以外何も考えられない。
忙しいというのは、本当に本当に有難い悲鳴です。けれども、私も人間。(笑)
徐々に負担が積み重なり、いろいろなことが疎かになっていきました。
大きな「決断」をしなければいけない場面もありました。
そして、いくつかの「失敗」も経験しました。
結果的に、私の人生において、「大失敗」と言っていいほどの失敗になってしまったのですが、学んだこともたくさんあるし、気付かされたこともあります。
大事なのは、失敗から何を学び、これからどう活かしていくか、です。
あまりにも負担が大きくなってしまったので、本格的に採用を始めたのも今年に入ってからです。
法人化して間もない会社に、一週間で何十人もの応募が来て驚きました。
私を信じて来てくれた人たちのおかげで今がある。
仕事を受けてくれた人たちのおかげで今がある。
もちろん、LARICAのアクセサリーを選んでくださったお客様のおかげで今がある、というのは言うまでもありません。
そして、この一年で痛感したのは、やっぱり「人」がすべてということ。
もっというと、出会いが人生のすべてだと感じました。
出会う人で人生が決まるといったら言い過ぎかもしれないけど、人は、近くにいる人から強い影響を受けるものだから、付き合う人によって人生は変わると思っています。
もちろん、運や縁もあるけれど、距離を取りたい人がいれば距離を取るべきだし、一緒にいたいと思う人といられたらいい。
仕事を続けてきたからこそ、出会うことができた方もいます。
リスペクトできる優秀な方々と出会い、お仕事ができることを心から感謝しているし、とても恵まれていると思っています。
私は年商いくらとかどうでもいいんです。
私にとっては、どんな人とどんな仕事をして、どんな会社にしていくかの方が大事だから、嫌な人とも会社とも仕事をしたくないです。
LARICAはずっと大切に育ててきた、子供のような会社。
そこで働いてくれるメンバーに感謝しているし、LARICAでなりたい自分になるために頑張ろうとしているメンバーも、信じて支え続けてくれる人も、全員を守りたい。
大抵のことが3日坊主の私ですが、仕事だけは8年続けてこられました。
シンプルに、好きなことを諦めなかった、ただそれだけ、としか言えません。
しつこく、粘り強く、あきらめずに自分ができることを続けてきました。
とはいえ、「継続」が一番難しいんですよね。
でも、続けなければ分からなかったこともあるし、見られなかった景色もあるから、やっぱり続けてきてよかったと思います。
そして、日々コツコツやってきたことが、何年か後に思いもよらぬカタチになって実を結ぶことを実感し、毎日が「種まき」なのかもしれないと思いました。
人生、何がどうなるかなんてわからない。
けれども、あの頃に私が願っていた世界は、遅れたけれど、ちゃんと少しずつやってきていて、それはとてもとてもうれしい。
ギフトは遅れてやってくるものなのかもしれないですね。
今年も8月14日という日を迎えられたことに感謝です。
この8年、諦めようと思う瞬間なんていくらでもありました。
それでも、絶えず海を漕ぎ、すっかり筋肉痛の両腕を、この日くらいは撫でてあげてもいいなと思います。^^
そして、9年目は、少し大きなボートに乗り換えたいと思います。←まだエンジン付きの船じゃない。(笑)
荒波にもまれることがあっても、力を合わせて漕ぎ続けたい。
どんな出来事や困難が待ち構えているのか、怖いけど、とてもワクワクしています。
もし、あの時あの判断をしなければ、
あの人に出会っていなかったら、
あのメンバーがあのタイミングで入ってくれていなかったら・・・
何か一つでも欠けていたら、違った未来になっていたかもしれません。
たくさんの奇跡の積み重ねが今を作り、未来を作っていくのだと思います。
スタートアップの時期は、良い時もあれば悪い時もある。むしろ、ピンチのフェーズの方が多いのかもしれません。
大きな船に乗れるようになるまで、まだまだ時間がかかりそうですが、変わりゆく景色を楽しみながら、強い志を持って、私は少し大きくなったボートを、力強く漕ぎ続けていきたいと思います。(筋トレしなきゃ!)
私の実家にも、甲府オフィスにも大きなケーキが届きました。
本当は私が手配しなくてはいけないのですが、気が回らず任せっきり。^^;
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