夏こそ要注意!金属アレルギーとアクセサリーの選び方


今回は、暑い時期に注意したいアクセサリーで起こる金属アレルギーについて書いていきます。

気温が高くなると肌の露出が増えくるこの季節は、アクセサリーが特に映える時期ですよね。一方で汗をかくことで金属アレルギー症状に悩む時期でもあります。


今や10人に1人の女性が金属アレルギーと言われています。

最近は、安くておしゃれなアクセサリーがたくさん出ていますが、安い理由は「素材」を見れば一目瞭然。ですが、インスタグラムなどではビジュアルが目を引くため、とても素敵なものに見えてしまいます。

失礼ですが、私が見ると、100均で売っているものを見映えよく撮影しているだけに見えます。^^;

みなさんには、見た目だけではないアクセサリーを見極めるポイントを知っていただければと思います。

まずは金属アレルギーの正体を知ることからはじめましょう。



金属アレルギーとは?

人間の皮膚は、金属に触れただけでアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。

金属アレルギーは、汗や唾液などによって、金属から溶出した「金属イオン」が皮膚のたんぱく質と結合すると、それを体が「異物」とみなし、拒絶反応を起こすことによって起こります。汗をかきやすい夏は、皮膚表面で金属がイオン化しやすくなるため、金属アレルギーを発症する人が多くなります。



主な症状

◆アクセサリーを着けている部分の皮膚がかゆくなる

◆金属が触れていた部分に、湿疹のようなボツボツができる

◆ピアスを付けている耳たぶが、熱を持っているような感覚

◆ピアスを付けている耳たぶに痛みを感じる


金属アレルギー症状は、その人の体質によって、表れ方やタイミングが異なります。

というのも、人によって金属に対する許容量が違うからです。これは花粉症の原理と同じで、花粉に対する許容量は人によって違うため、重度でお悩みの方もいたり、死ぬまで全く花粉症にならない方もいます。

しかし、金属アレルギーはすぐに反応が出なかった方でも、同じ金属を着け続けることにより、アルゲンが体内に蓄積され、その人の許容範囲を超えてしまうことで、金属アレルギーを発症する体質になってしまうことがあります。



金属アレルギーにならないためには、アクセサリーを身に着けないというのが一番の方法です。ですが、私はアクセアリー屋さんなので、それをいっちゃあおしまいです。(笑)

金属をアレルギーの方は、既にアクセサリー選びに気を使われていると思いますが、金やプラチナなどのアクセサリーは、デザインのバリエーションが少なかったり、値段が高いのが悩みどころですよね。


LARICAのアクセサリーは、医療用のメスなどで使われているステンレス素材を中心に扱っており、更に18Kや24Kのコーディングを施しているので、金属アレルギーをお持ちのたくさんのお客様にご愛用いただいております。

金属アレルギーには個人差があるため、絶対に金属アレルギーが出ないことを保証することはできませんが、ぜひ一度試していただきたい素材です。

LARICAのこだわりについては、こちらのページをご覧ください。↓↓


まだ金属アレルギーでないという方も、いつ発症するかわからないので、素材選びに注意することをおすすめします。

そして、アクセサリーを販売する側として、金属アレルギーを発症するリスクがあることをお客様に伝える必要があると私は思っています。


冒頭に出した例は、100均のものがダメといっているわけではありません。100均には100均の魅力があり、使い捨てのような感覚もあるので、壊れても納得感がありますよね。

納得して買うならよいと思います。ただ、安いのには理由があることも覚えておいてくださいね。一方で、安くなくても金属アレルギーが起こりやすい素材という場合もありますので、注意が必要です。大事なのは、値段で判断するのではなく、「素材」で判断することです。


一度金属アレルギーになると、治らないばかりか、他の金属でもアレルギーを発症する可能性が高まります。

質が良く、安全で、長く使えるものを選んでいただきたいと思います。



私はまだ金属アレルギーではありませんが、金属アレルギーになったとしてもアクセサリーを着け続けるでしょう。なぜならば、LARICAは金属アレルギーの方でも着けられるアクセサリーしか販売していないから。

金属アレルギーになりたいとは思いませんが、なったらなったで自分の体で実験できるし、説得力が増すのでいいかもしれないと思ったり。^^

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