データのその先

あらゆるデータを数字で見ています。

月間来客数などを眺めていると麻痺してしまいがちですが、自分の行動に照らし合わせて考えると分かりやすい。

例えば、自分が生活必需品ではないリアル店舗に行くのは、月に1回あるかないかの場合が多い。つまり、一度の来店はとても貴重な行動といえます。

そう考えると、来てくださったお客様に提供するのは「売り」ではない。

売れるというのはあくまでも結果のひとつであって、まずは「わくわく感」「ときめき」「楽しい」という気持ちを提供しなければ、月に1回～数回の来店が年に数回になり、やがて二度と行かない、になってしまいます。

有難いことに、LARICAは、一度購入してくださったお客様が、リピート購入してくださることが多いです。新作を楽しみにしてくださっている方もたくさんいます。

LARICAのアクセサリーを気に入ってくださったから、リピートしてくれる。

そこから、このブログやSNSをチェックしてくださって、私の想いに共感して、LARICAを応援してれる方もいます。

まず大前提として、アクセサリーが良いものであること。クオリティーの妥協できません。

使ってすぐに壊れてしまったとか、魅力的な商品やサービス、発信がないと、次はないし、一瞬で去っていくこともあります。結構シビアな世界です。^^;

お店を運営している以上、利益を上げるための戦略を常に考えなければならず、より良いものを、より魅力的なアクセサリーを、より優れたサービス追求しなくてはいけいというのはあるけれど、作品ではなくて、人間性を買ってもらえるようになることが目標です。

最終的に買ってもらいたいというのはあるけれど、それはとは別に、知ってもらって、気になってもらえて、好きになってもらえたら、それだけで嬉しいという気持ちです。

インターネットを通じて、人や商品と出会い、深く知ったり、仲良くなれたり、輪が広がっていくのは魔法みたいだなぁと思います。

店から物を買う以上、商品とお金のやり取りという形ではあるけれど、少なくとも私は友達にプレゼントする気持ちでお店をやっています。

画面の先に人がいることを忘れない。