ブログを再開したのに全然更新しない人。(^^;)
11月はもう記憶がないくらいドタバタでした。
でも、その甲斐あって、
いろいろな記録を出すことができました!
それについてはまた書くとして・・・
今日は会社設立5周年について書いていこうと思います。
LARICAを始めたのが8月14日で、
そっちの方が私にとっては重要なので、
12月3日は、ただただ会社を登記した日というだけなので、
そんなに思い入れはないのですが。(笑)
とはいえ、何か意味を持たせたいと思い、
甥っ子の名前が「はじめ」なので、
「123」ってことで、
5年前の令和1年12月3日に登記しました。
実はその翌日4日が自分の誕生日でして、
2日連続でめでたい感じになっております。^^
当時は、右も左も分からないまま、
いきなり「代表取締役」という肩書が付いたわけです。
正直、怖かったですよ。
契約書を交わしたりするときに、
自分の肩書きを書く機会があるのですが、
全然慣れなくて。
それからは、ことある毎に、
「経営者としてあるべき姿」
を描いては、
それが実現できていないことに自信を失ったものです。
5年経った今だって、経営者として未熟だし、
まだひよこみたいなものだと思ってます。
自信なんて1ミリもない。
だけど、自信がないからこそ、
努力ができるのだと思います。
できないことをできるように努力することは大切です。
自分の成長のために。
でも、38年も生きていると、
自分が得意なこと、苦手なことは分かっているので、
向いていないことは潔く諦めて
得意なことをもっと伸ばそう!というモードになっています。
時間は有限なのでね。
あと、LARICAを初めて12年目になりましたが、
一人でやっていた時間も長かったので、
社員を雇うということも、
めちゃくちゃ苦労しました。
人ってわからないじゃないですか。
みんな面接で良いことしか言わないし。(笑)
本音も隠されてしまうと、見えない。
当たり前だけど、
私以上にLARICAのことを理解している人はいないし、
私以上にLARICAのことを考えている人はいない。
その部分で温度差を感じたものすごく大きかったし、
勉強になりました。
私も会社員を経験したことがあるので分かるんですけど、
会社にあるものはみんなのものだから
自由に使ってOKって感覚になっていくし、
正直自分の私物のように
会社の物を大切に扱っていたかというと
そうではなかったと思います。
みんなそうですよね。
でもね、会社を作ると
今まで自分しかいなかった領域に他人が入ってくるから、
商品を雑に扱うとか、
会社の物を適当に扱うとか、
そういう細かいことが目についてしまうんですよ。
「お客様にとってはたったひとつのものだから、商品は大切に扱ってください。」
「小さなパーツひとつでも大事な会社の物です。」
目についたことを注意したり、
細かくお願いしたこともあったけど、
スタッフは、なんでそんな細かいことを言われないといけないんだと
思っていたと思います。(^^;)
人を雇うということが
初めての経験だったからというのもあると思うんですけどね。
社員が自分と同じ感覚になるなんて
絶対不可能だし、
同じレベルを求めたらいけなかったのです。
もともと同じレベルなんて求めていなかったけど、
それでも私は高いレベルを求めていると
取締役に言われて気付きました。
そうなのかと。
自分にとって当たり前なことが、
他人にとっては当たり前ではないということを
目の当たりにしました。
そして、最終的に全て自分の責任になるということも
身をもって経験しました。
私は、人に厳しすぎるところがあります。
これは改善しないといけないなと思っています。
自分で言うのもあれですけど、
私は、仕事に対して、ストイック過ぎるというか。
なぜこれができないのだろう・・・と
思ってしまうことがありました。
なので、人に仕事を任せるとき、
自分の3割くらい満たされていれば合格!
くらいの感覚でいた方がいいとアドバイスされました。
半分でも少ないと感じるのに、3割かぁ...引くー!と、
思ってしまったんですけど、
私は長くやっているし、
未だに成長している技術もあるので、
そこに追いつくことはもはや不可能。
自分の3割できたら合格を出すくらいでいたら、
それ以上を求めることもないし、
自分のメンタル的にも良いと思い、
3割合格を心がけるようにしています。
3割より下回ったらさすがに起こりますけどもw
私、時々、自分が男なんじゃないかと思うことがあります。(笑)
この前、税理士さんとも話したんですけど、
そもそも男性と女性って仕事に対する考え方が違うという話をしていて。
男だからこうとか、女だからこうという話ではないんですけど、
一般的に、男性は、
「こうなりたい」という目標に向かって仕事を頑張るし、
結婚して家庭を持つと、
家族を守るために更に上を目指そうと頑張るし、
給与が上がって将来性もあれば、転職も厭わない。
女性の場合、給与を上げるためにスキルを身に着けるとか、
貪欲な人はそう多くない。
当然、給与が上がったら嬉しいけど、
現状維持もしくは、不満があっても我慢する人が多い。
新しい環境に飛び込むこと、慣れることの方が不安だから、
だったら現状維持を選ぶ、という人が多い。
という話をしていました。
私の周りを見ても、
貪欲にバリバリ仕事をしている人は1人か2人くらい。
その一人、大学時代の友人は、
外資系の会社に勤めているんですけど、
毎年下から10%は解雇される会社なんです。
めっっっちゃ怖くないですか。^^;
でも、そういう危機感があるからこそ
頑張るのだと思います。
日本の法律だと、よっぽどのことがないと
解雇はできないけれど、
会社を経営している側からすると
その仕組みはいいなと思います。
なんなら、会社に所属するのではなく、
みんな個人事業主となって、
自分で仕事を取りに行けばいいと思うんですよ。
簡単にいうと、「誰もが経営者」といこと。
仕事内容などで話し合ってフィーを決め、
それ+成果報酬といったスタイルにした方が、
依頼する方も、仕事を受ける方も、
お互いにとってメリットがあると思うんですよね。
お互い人生をかけてやっているから、
仕事の質も良くなるだろうし、
いい仕事をすれば、また仕事を依頼してもらえる。
自分が頑張った分だけ収入が増える。
固定給なんかよりよっぽど稼ぐことができます。
まぁ、不安定とか良し悪しはありますが。
あと、それができる人は既にやっているか。(^^;)
多くの会社は、優秀な人を雇いたい。
でもリスクは負いたくない。
でも、人材不足で働き手もいない・・・というこの時代、
今後ますます、会社に所属しない個人が増えていくと思います。
LARICAは、既にそういう方とお仕事をしたことがあるし、
個人に仕事をオファーすることもあります。
面白い時代ですよね!
話がそれましたが、
会社を設立して丸5年がたった今、思うのは、
「代表取締役」「経営者」という肩書きたるもの、
常に自分自身を見つめ直し、
継続的に学び、成長する姿勢が必要だと感じます。
経営は、お金を得るためのものではありません。
お金がないと継続することはできないけれど、
お金を稼ぐことが目的なら、
私はとっくに別の仕事をしています。(笑)
自分がいいと思うこと、信じること届けて、
尚且つ他の人の喜びや幸せのために、
自分を研磨し続けるのが経営だと思います。
そして、その恩恵としていただくのがお金だと思っています。
個人のインスタグラムに書いたけれど、
事業を、会社を創るって、
可能性は感じられるけど
将来はわからない。
ただただその価値を信じて、
答えなき道を、
継続的に、諦めずに、
切り開いていくしかない。
と思っています。
安定などない道ですが、
新しい一年も、信じた道を、
みんなで力を合わせて
進んでいきたいと思います!
誕生日にフレンチランチで乾杯☆
(ノンアルコールです^^)
0コメント