大阪のみなさま、ありがとうございました!!


11月8日に阪急うめだPOP UPが無事終了しました!

私たちの想像を超えるお客様にご来店いただけたこと、本当に感謝しかありません。

お忙しい中、足を運んでくださったみなさま、本当に、本当に、ありがとうございました!!!m(__)m

会期中、2度、3度とご来店くださったお客様がたくさんいらしたことに、とても驚いたと共に、嬉しかったです。お客様というより、既にお知り合いのような感覚になりました^^

東京でのPOP UPはようやく慣れてきたのですが、今回、関西初出店ということで、準備段階から不安だらけでした。

ドタバタでご迷惑をおかけしてしまったこともたくさんありますが、みなさまの温かさに励まされた1週間でした。ユーモアがあってチャーミングな女性がたくさんで、本当にパワーをいただいたし、素敵だなぁと思いました。^^

毎日営業後にインスタの文章をホテルの部屋で書いていたのですが、後半はスマホを持ったまま寝落ちしてしまい、朝方の投稿にったりもしたのですが、「インスタ見てます!」とか、「あれ私のことかな?と思いました^^」とか、「書いてもらうために爪痕を残さなくては!」言ってくださったお客様がいらして、とても嬉しかったです。^^



実は私、これまでPOP UPで長い時間店頭に立ったことがありませんでした。

それは、初対面の方とお話するのが苦手だからというのもそうだし、自分がお買い物に行ったときに接客されることがあまり好きではないので、そんな自分がどうやって接客したらよいのだろう...と悩んでしまうのです。

今回、「えりかさん来てください!」「売り場が爆発しています!」と、何度かスタッフからSOSの連絡がきたので、売り場に駆け付けるということがありました。そんなこんなで、半強制的に売り場に立たざるを得ない状況になったのですが、私にとって大きな学びがありました。

先ほども書いたように、大阪のお客様は1週間に何度も足を運んでくださるお客様が多く、それこそがLARICAの価値でもあると感じたのです。例えば、どんなにいい商品を売っていたとしても、そこにいる「人」の感じが悪かったら絶対にもう一度行こう、行きたいとは思わないはずです。

私は、「アクセサリーを売って終わり」という関係にはしたくないとずっと言い続けています。「売った瞬間から関係がはじまる」と思っているので。



大阪に伺えるのは、恐らく年に2回くらいかもしれません。それでも、馴染みのお店のような存在になって、スタッフとの会話や関係を続けていくことは、大袈裟じゃなく、人生の一つの豊かさにもなり得るような気がしました。

LARICAはずっとオンラインで販売をしてきたので、お店に関しては素人です。でも、素人だからこそ、素人なりに考え、素人らしくやっていきたいと思っています。^^

シンプルに、目の前のお客様が喜ぶことをいつでもできる状態にしていきたいです。


最近は、バロックパールを目にすることが増えたと思いますが、私たちが販売を始めた3年前は、まだまだ日本では珍しい存在でした。今回、POP UPで立ち寄ってくださった女性は、昔ヨーロッパでみてずっと欲しくて、ずっと探していたとおっしゃっていました。「バロックパールの時代が日本にもきました!」と言ったら「50年かかったわ!」と突っ込まれました。(笑)

当時はオンラインストアに並べればすぐに完売になり、販売会がお祭りのように盛り上がっていました。希少価値でバズったり、買えないから人気というのもあったと思います。しかし、私は手放しに喜んではいませんでした。

確かに販売者側からしたら、「即完売」「販売開始〇分で完売!」というのはもちろん嬉しいですし、とても有難いことです。しかし、そういうブランドになりたいわけじゃない。物を買う争奪戦をしたり、抽選販売に何度も応募して購入することを推奨したくはないという気持ちがあります。私自身、限定の物を買うために行列に並ぶこともないし、オンラインで争奪戦に参加したこともなく、そういうブランドになりたいわけではないのです。

「限定」と聞くと欲しくなってしまうのが日本人かもしれないですが、欲しいと思ったときに買えるのが一番いいから、できるだけ在庫を積むようにしています。

物との出会いもご縁だと思うので、いい出会いをしたり、心待ちにしてワクワクしたり、欲しいと思ったときに心地よく買っていただきたい。そんな豊かな気持ちを大事にしたいのです。




阪急うめだPOP UPは、失敗か成功かでいったら、成功といえる結果になったと思います。

1ヶ月という短期間の中、百貨店とのやりとりや準備をしてくれたスタッフに感謝します。

しかし、まだまだ改善したいことは多いです。まだまだ私たちは未熟です。

ざっといくつか出すと・・・


●スペースが狭かった

ジュエリーブランドの中では広いスペースだったようですが、LARICAはとにかく商品をたくさん並べてなんぼなのです。並んでいる数だけ、みなさまにワクワクしていただけるので、もっともっと広い売り場だととかったと思っています。通路でお客様同士がぶつかってしまったり、ベビーカーのお客様は気を遣って奥まで入るのを遠慮しているご様子だったり、お連れ様も居場所に困っているご様子でした。
ディスプレイスペースが限られていたことで、メタルアクセサリーを並べることを諦めざるを得なくなったことも残念でした。最終日のみ、無理矢理並べたのですが、とても反応が良かったので、みなさまに見ていただきたかったと心残りです。


●鏡が少ない
鏡が少なく、卓上に置けるスペースもなかったため、全身鏡のみのご案内でした。店内の奥に入らないといけないため、人をかき分けて店内に入り、鏡待ちまで出てしまい申し訳なかったです。

しかも鏡の位置が照明が当たらなくて暗く(消防法の関係で動かすことも禁止でした...)バロックパールがきれいに見えませんでした。仕方なく、お会計台の引き出しに手鏡を見つけたので、勝手に使ってしまいました(^^;) こちらの方が明るいのでと、小さな手鏡で確認していただくのも申し訳ななかったです。


● 照明が暗い
圧倒的に光量が足りませんでした。ライトが当たる場所とそうでない場所で、バロックパールの見え方がだいぶ変わりました。これはどの百貨店でもいえることなので、自社で照明を用意することも検討しています。


●いろいろ美しくない
スペースの問題もあり、ジュエリートレイの置き場がなく、トレイが重なってしまったり、ショーケースの上にストックを並べなくてはいけなかったり、広げたストックが出しっぱなしだったりと、とにかく売り場が荒れてしまい、お見苦しいところを見せてしまいました。
お会計の流れも美しくなく、受注の対応にも時間がかかり、お待たせしてしまうこともありました。もっと美しく見せる方法があると思います。模索していきます。


他にも細かい改善点がいろいろあるので、社内で共有し、みなさまにもっと楽しんでいただける売り場づくりを考えてまいります。




そうそう、阪急うめだPOP UPでお披露目した新作も好評で、たくさんのオーダーをいただきました!

受注生産のためお渡しまで1ヶ月かかってしまうのにオーダーしてくださったみまさま、本当にありがとうございます!

これまでより一回りも、二回りもバージョンアップしたアクセサリーに仕上がっていますので、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです♪^^


また大阪に伺えることになった折には、さらにパワーアップしたLARICAをお見せできるようにがんばります!

LARICA Director's Blog

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