決算は経営者の通信簿


どの会社も年に一度、決算をしなければなりません。 

それを基に法人確定申告等の手続きをします。

私にとっての決算は、一年間の自分たちを評価されるような気持ちになります。



実は、毎月税理士さんが集計を取ってくれているデータがあり、毎月報告会が開かれています。

現状の把握や未来の予測というのはとても大事なことで、それを参考にしながら具体的な行動を考えます。

働いている社員にとって、決算数値はほとんど触れることもないというのが、多くの会社の現状ではないでしょうか。

私も会社員だった頃、自分の会社の売上がどのくらいあって、利益がどのくらい出ているのかといったことは、気にしたこともありませんでした。

ですが、今は違います。

毎月毎月、嫌でも数字と向き合わなければならないようになりました。

キャッシュベースで毎月プラスとなるにはどうしたら良いかということを常に考えています。

本当はそんなことを考えたくはないのですが、会社を経営するためには必要不可なのです。



今年は不安定な要素がたくさんあり、予想外の打撃と損失が多く出てしまいました。

何がいけなかったのか。

あの時どうしたらよかったのか。

そんなことを考えながら振り返ると、やはり反省点の方が多いです。

一方で、素晴らしい出会いがあったり、新しいことへの投資をして、新しい一歩を踏み出すことが出来ました。この一歩は、これからのLARICAによってとても大きな一歩になったと確信しています。



コロナ前と今は全く違うように、1年で状況がガラリと変わってしまうことも起こりうる、ということを世界中の人が学んだ今、変化に対応していくことの重要性を改めて感じています。

財務諸表の数字は結果に過ぎませんが、毎月積み上げてきたものの結果が、1年という期間の中で数値として見えてきます。



そして、3期目は、消費税の納税義務が新しく加わる節目の年でもあります。
この消費税、噂には聞いていたけれど、本当にえげつないです。ビックリしました。
師匠が「毎年会社を買えるくらい支払っているもんなぁ...」と言っていたけれど、うちの規模でこんなに支払うということは・・・と想像すると恐ろしい金額です。


LARICAは10年目に突入しましたが、法人化してまだ3年。まだまだ小さなブランドです。
私自身、経営者として学ぶことだらけだし、力不足なことも多いです。決して経営者として成功しているとは言えません。


ただ、ここまで来られたのは、自分の可能性から目を背けず、挑戦を続けてきたからだと思っています。そして、成功したか成功していないかは重要ではないと思いますし、そもそも、何をもって「成功」というのかもわかりません。
大事なのは、自分の意志と軸を持ち、そのために挑戦する姿勢、生き様が重要なのだと思います。
4期目も様々な挑戦をしながら、「より良く」という果てなき向上心を持ち続け、失敗を恐れず、言い訳をせず、挑戦し続けたいと思います!

LARICA Director's Blog

アクセサリーのこと。日々のこと。

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