伝え続ける

最近、改めて気付いたことがあります。

LARICAが扱っている「Sクラス」のバロックパールは、

かなりレベルが高い！ということを改めて感じました。

世に出回っているバロックパールは、

LARICAが良しとする品質に届かず、

品質のレベルに大きな差があります。

それも当然。

なぜならば、真珠の卸問屋で扱っているバロックパールでさえ

Sクラスの品質はほとんどなく、

私たちが仕入れられる品質がほとんどないというのが現状なのです。

「LARICAのバロックパールは高品質」

分かる人にはわかっていただけますし、

手にしてくださったお客様にはそう言っていただいています。

しかし、まだまだLARICAの品質を伝えきれていないと思っています。

これは完全に私の力不足につきます。

みなさん、物を買う時、選ぶ基準は何ですか？

例えば、おいしいものがスーパーに置いてあったとしても、

それがおいしいという事実だけで売れることはないと思うのです。

おいしいことは買わないとわからないので、

まず手にとって選んでもらうための行動をしなければなりません。

パッケージを変えたり、ポップを作ったり、毎日SNSを更新して

みなさんにこれはおいしいですよ！

これはこんなに素晴らしいですよ！

私たちはこんな取り組みをしています！

と、情報発信をして、お店でお客様に伝えていく活動をする必要があります。

それを常に意識しないと、

売れるものも売れないのです。

アクセサリーも、ただ作って売るのではなく、

売るために何かをするという側面が多く、

そこが重要だということに気付かされました。

高品質だから売れるとか、

かわいいから売れるなんていう

そんな甘いものではなく、

商売としてちゃんと考えていかなければ、

続けていけるわけもなく、

続けていきたいのなら、

しっかりと売らなくてはいけません。

そして、そこに向かってくれるスタッフを

育てなければいけません。

正直、最近、水面下で大問題が起こりました。

というか、現在進行形です。

厳密にいうと、じわじわと問題が大きくなってきたという感じ。

でも、難易度が高い問題を解いた方が喜びも大きいし、

じゃあどうやって解決してやろうかと

考えることもまた、私にとっては学びです。（苦しいけれど^^;）

そして、問題は永遠になくなりません。

これは、経営者になってこの一年で特に実感したことでもあります。

一歩進んでも、少ししたら問題が生まれる。

その度に解決して、進んで、

また次の問題が出ててきて、

解決策をひねりだして・・・。

会社が成長すれば、

その時のレベルに応じた問題は生まれるから

多分ずっとそれを繰り返していくのだと思っています。

継続は力なり。

力は才能ではなく、継続から生まれると信じています。

続けていく中で様々なことがわかってきて

道が開けていきます。

私は、世の中の女性をアクセサリーで幸せにしたい！

なんて、大きな目標は持っていないんです。

ただ、誰かにとって、

「LARICAがあってよかった」

という存在になれたらいいと思っています。

だから、問題を解決し続けなければいけないし、

絶対にやり続けないと。

たとえ細々とでも、10年、20年と続けていたら、

少なくとも、両親やスタッフには

そう思ってもらえるかなって。

めっちゃ身内だけれども。(笑)

LARICAも私自身も、足りてないことはいろいろあります。

だからこそ、私なりの義を尽くしていきたいと思います。

先日の伊勢丹新宿POP UP STOREにお越しいただいたみなさま、

ありがとうございました！

今回は通路側のスペースに出店させていただいたので、

新規のお客様や、プレゼントに選んでくださる男性のお客様も

たくさんいらっしゃいました。

昔からLARICAをご愛用いただいているお客様、

毎回POP UPに足を運んでくださるお客様には、

感謝しかありません。

本当にありがとうございました！

私はアクセサリーをデザインすること、作ることも好きですが、

みなさんが楽しそうに選ばれる姿や

アクセサリーを着けて鏡の前に立たれたときの表情などを

遠目から見るのが好きです。

なので、4日間、伊勢丹新宿にいましたが、

私はほとんど遠目から見ていました。←怖っw

いや、でもね、POP UPのバタバタした最中も

ふと冷静になる瞬間があって。

伊勢丹新宿店という日本一の百貨店に出店させていただけることも奇跡だし、

LARICAを目がけてPOP UPに来て下さる方がいることも奇跡。

すぐ隣でもアクセサリーを販売していたし

周りにもアクセサリーを販売しているお店はいくつもありました。

日本にはアクセサリーブランドを五万とあって、どんどん増えていると思います。

その中からLARICAに出会い、気に入ってくださり、

アクセサリーを手に取っていただけること、

それは決して当たり前ではなく

奇跡でしかないと思うのです。

私は、これからもそのことを忘れちゃいけないし、

絶対に忘れないようにしようと、静かに心に誓いました。